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前立腺がんの監視療法とは:治療せずに経過を見る理由

低リスク前立腺がんの監視療法について、対象となる病理所見、PSA・MRI・確認生検の予定、長期成績、根治治療へ移る条件を解説します。

小さな青緑の核を囲む観察リングと時間に沿った確認点によって、前立腺がんの監視療法を表した概念図
すぐに治療を始めず変化を継続して確認するという考え方を、静止した核と巡る時間軸で表現しています。© Uro Care 医学編集部
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監視療法には、PSA・MRI・生検の予定表があります

低リスク前立腺がんの監視療法は、定期検査でがんの性質を追い、病理学的な変化を確認した時点で手術または放射線治療へ移る方法です。診断直後の根治治療を避ける期間にも、PSA採血、診察、MRI、確認生検を決めた間隔で行います。

前立腺がんには長期間進行しにくい病変があり、すぐに治療しても前立腺がん死亡率の差が小さい集団があります。手術後の尿失禁・性機能変化や、放射線治療後の排尿・排便症状は治療時点から生じます[2][3]。低リスクの間は生活機能を保ち、根治治療が必要な変化を検査で捉えることが監視療法の目的です。

実施間隔は年齢、PSA密度、MRI、生検結果で調整します。診断直後の確認を厚くし、その後はPSAと診察を定期的に行い、MRIや生検を所見に応じて組み合わせます。予定から外れた検査があると、病勢の変化と検査間隔の影響を分けにくくなります。

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