尿漏れ
咳・くしゃみ・運動などで漏れる腹圧性尿失禁の保存的治療として使われます。
PRACTICAL CARE 01
骨盤底筋は、膀胱・尿道・直腸を下から支える筋肉群です。尿をためるときには尿道を支え、排尿時には緩む働きが必要です。大切なのは回数より、正しい筋肉を使い、力を抜くところまで行うことです。
位置関係を理解するための模式図です。骨盤内の形や位置は、性別、体格、手術歴などで異なります。
WHAT IT DOES
骨盤底筋を意識して収縮・弛緩する練習です。腹圧がかかる直前に働かせることや、尿道を支える力・タイミングを整えることを目指します。
咳・くしゃみ・運動などで漏れる腹圧性尿失禁の保存的治療として使われます。
主治医から開始時期の指示を受けた方では、尿禁制回復を支える方法の一つとして用いられます。
排尿後に尿道内へ残った尿が数滴漏れる場合にも、骨盤底筋の使い方が役立つことがあります。
A SAFE START
まずは「締める」「持ち上げる」「完全に緩める」を区別できるか確認します。
息は止めず、お腹・お尻・太ももに余計な力が入らない範囲で行います。
強く力むのではなく、骨盤の内側で小さく持ち上がる感覚を探します。
収縮だけでなく弛緩も一回です。痛みや違和感が出る場合は中止してください。
筋肉を確認する一時的な手掛かりとして説明されることはありますが、排尿を中断する反復練習は勧めません。
3-MINUTE MOVEMENT CHECK
姿勢と呼吸を整え、軽く締めた後に十分な時間をかけて緩める、3分間の動き確認です。個別に指示された回数や方法がある場合は、その内容を優先してください。正しい収縮と弛緩が分からない場合は、専門家の確認を受けてください。
準備ができたら開始してください
BEFORE YOU START
骨盤底筋が過度に緊張している場合、強化運動が合わず、まず弛緩や専門的な評価が必要なことがあります。痛みが増える、排尿しづらくなる、力を抜けない場合は中止し、泌尿器科や骨盤底に詳しい理学療法士へ相談してください。
Uro Program
日常の排尿症状と一緒に振り返る場合と、前立腺がん治療後の経過と一緒に取り組む場合では、残したい記録が異なります。
このページは一般情報です。症状や治療歴に応じた個別の運動処方は、担当医または理学療法士へご相談ください。