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初回治療から抗体薬物複合体を使う理由:EV-302試験

未治療の進行尿路上皮がんに対するエンホルツマブ ベドチン+ペムブロリズマブについて、効果、投与日程、副作用管理を解説します。

2つの丸い紙のモジュールが連結し小さな金色の要素を運ぶ構図により、抗体薬物複合体を含む初回治療を表した概念図
薬剤の分子構造や効果を描かず、標的へ薬を運ぶ仕組みと治療の組み合わせを、連結した紙のモジュールで表現しています。© Uro Care 医学編集部
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初回治療から、抗体薬物複合体と免疫療法を併用します

EV-302以前は、進行尿路上皮がんの初回治療として白金製剤を含む化学療法を行い、病勢が抑えられた患者へアベルマブ維持療法を続ける方法が標準でした。EV-302は、エンホルツマブ ベドチンとペムブロリズマブを最初から併用し、白金製剤併用化学療法と比較しました[1]。

参加者は治療歴のない切除不能または転移性尿路上皮がんで、シスプラチンを使える患者と使えない患者の両方が含まれます。腎機能だけで対象を狭めず、初回から2種類の異なる作用を重ねた点が臨床の順序を変えました。治療歴、臓器機能、併存症を確認したうえで開始します。

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