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腎瘻とは:背中から尿を出す管が必要になる理由

腎瘻が尿管の詰まりを迂回する仕組み、尿管ステントとの違い、処置の流れ、バッグと固定、尿量・血尿・漏れの見方を解説します。

淡い紙の器の側面から細い青緑のラインが外へ出て、小さな金色の固定輪を通り別の器へ届くことで腎瘻の排液経路を表した概念図
背中や腎臓、実際のチューブを描かず、体外へ尿を導いて管理する仕組みを、側面から外へ続くラインと固定輪で表現しています。© Uro Care 医学編集部
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閉塞と感染が重なった腎臓を減圧する

尿管結石で尿の流れが止まり、発熱や敗血症が重なる状態では、抗菌薬だけでは閉じ込められた尿へ十分に届きにくくなります。EAUとAUAの結石ガイドラインは、感染を伴う閉塞腎を緊急の減圧対象とし、腎瘻または尿管ステントで尿路を確保する方針を示しています[1][2][3]。

腫瘍による尿管圧迫、見つけにくい尿管口、手術や放射線治療後の狭窄など、尿道や膀胱側から尿管へ器具を進めにくい時にも腎瘻を使います。全身状態から短時間の減圧が必要な患者も対象です。

結石や腫瘍の治療計画が決まるまで数日だけ置く場合もあれば、尿管の閉塞が続き、数か月以上使う場合もあります。「腎瘻」という同じ管でも、一時的な救済路と長期の尿路管理では生活上の意味が異なります。

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