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FGFR遺伝子異常があっても治療順序が重要な理由:THOR試験

FGFR2/3異常を持つ進行尿路上皮がんに対するエルダフィチニブについて、THOR試験、遺伝子検査、用量調整、副作用を解説します。

対になった紙のリボンが金色の観察リングを通り、順番に並ぶ3つのゲートへ進むことで、FGFR検査と治療順序の関係を表した概念図
遺伝子異常や治療効果を直接描かず、検査情報を確認して治療を順序立てる考え方を、リボンと連続するゲートで表現しています。© Uro Care 医学編集部
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治療を始める前に、FGFR変化の種類を確認します

エルダフィチニブは、FGFR2またはFGFR3の特定の遺伝子変化を持つ進行尿路上皮がんに用いる内服薬です。検査結果には、遺伝子変異、融合、増幅、意義不明変異などが並びます。薬剤の対象となる変化か、検査会社の注記と承認条件を照合します[5][6]。

FGFR3変化は上部尿路原発や乳頭状の腫瘍で見つかりやすいものの、病理像だけでは有無を確定できません[9]。保存組織の遺伝子検査、血液中腫瘍DNA、新しい病変の生検には、それぞれ検出しやすい状況があります。検体量と採取時期を確認して結果を解釈します。

FGFR3異常は、ルミナル乳頭状という分子型と関連し、免疫細胞浸潤が少ない腫瘍も含まれます。治療反応には分子型、PD-L1、前治療など複数の要素が関わります。THORでは承認対象となるFGFR変化を検査で確認して参加しました。

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