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膀胱を取った後、尿はどこから出る?尿路ストーマの生活

膀胱全摘後に腸の一部で尿の通り道を作る回腸導管、尿路ストーマと装具の仕組み、皮膚・睡眠・外出・長期合併症を解説します。

2本の淡い青色の流れが金色の丸い出口へ合流し、その先の半透明な紙の器へ続くことで尿路ストーマ後の新しい排尿経路を表した概念図
手術部位やストーマを写実的に描かず、尿の通り道が新しい出口へ組み替えられることを、合流する流れと外側の器で表現しています。© Uro Care 医学編集部
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膀胱全摘後も続く尿の流れ

膀胱全摘では、尿をためる臓器がなくなります。左右の腎臓は手術後も血液をろ過し、尿を作り続けます。そのため、腎臓から下りてくる2本の尿管を、新しい出口へつなぐ尿路変向が必要です。

尿路ストーマを作る代表的な方法が回腸導管です。小腸の一部を短く切り離し、片側へ左右の尿管をつなぎ、反対側を腹部の皮膚へ出します。腸の本来の通り道は再びつなぎ、食べ物は通常の経路を流れます。

皮膚へ出した腸の先端がストーマで、尿はここから装具の袋へ連続して流れます。回腸導管には尿をためる機能と排尿を止める括約筋がなく、尿はパウチへ連続して流れます。新しい尿路は「ためて出す」仕組みから、「作られた尿を常に集める」仕組みへ変わります。

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